感慨深い 阿部ゼミ追いコン
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大学教員となって3年が過ぎようとしています。
2年目から、学部、そして大学院のゼミ生を担当できるようになったので、基本、今年度、初めての卒業生、修了生を送り出すことになります。
【参照】とはいっても、実はイレギュラーに卒業生をお一人担当しました。この学生さんにもとても感謝しています。→卒論提出日! 本日は、追いコン。
最初から最後までカラオケボックスという、なんとも、学生らしい過ごし方でした(笑)。しかも、長時間。
何時から何時までやっていたかは、ご想像におまかせします。
上のイラスト写真は、M2が偶然に前に出て歌っている場面(本当は5人いるのですが、一人はどうしてもの都合上参加できませんでした)。この場面を見ただけで、幸せな感触を得ました。何の因果か、それぞれがそれぞれの考えのもと、一緒になった5人(現職2人、ストレート3人)。2年間を過ごす中で、わたしの知らないところで様々な人間模様を重ね合わせて、この今の場面があるのだなぁと思いました。
それぞれに、キャラが立ってて、それぞれに目標や生き方が色がついていて、それでいて、互いを尊重し、意見を言うときは言って……。
部屋の角で、ビールやレゲエパンチ(新潟ではピーチウーロンという)やワインやサングリアを飲んでニヤニヤしていました。
わたしが本学に来て、近くにいて当たり前の5人だったので、彼らが4月から身近にいないとなると……私自身がどうなるか、ちょっと心配です。でも、この仕事をこのまま長く続けていくとなると、こういうことが繰り返されていくわけですね……。
自分は組織に馴染んで、うまく動ける人間ではなかったので(今でもそうですけど)、当然ながら、組織づくりが下手です。下手ですけど、自分なりの信条はぼんやりとあります。
同調性(同調圧力)を極力減らす
わたしからの押しつけはしない(わたしからのお願いはするときはあるけれど……。これが押し付けや命令にならないようにとだけ、自分自身に戒めている)
(あまりにバラバラすぎて少しさびしい感じがする時があるかもしれないけれど)、個人を優先させた集団でありたい
どうかなぁ。みんな、どうだったかなぁ。
阿部ゼミは「自由だ」とみんなは言ってくれています。
でも、この「自由」って、いろんな捉え方ができますよね。
「よりよい自由」を求めて、私自身考えて、学生にも味わってほしいです。
M1や学部2年生はこの日のこの様子を見て、どのように感じたかですね。
ただ、個人的に言葉掛けをしたのかしなかったのかわかりませんが、この延々と続く様相を見せた「カラオケ」追いコン。みんな、所定の最初の1次会を終えても帰る学生が一人もいませんでした。
同調性を働かせなかったとわたしは思っているのですが(思いたいのですが)、それがM1の気持ちを表しているような気がします。
M2や学部4年生の様子をみて、M1は、また、自分たちだけの新しい「阿部ゼミ」をつくっていってくれることでしょう。
それはそれで楽しみにしているところです。